5代目工藤會幹部と北九州市の建設会社社長、詐欺容疑で逮捕

　福岡県警は11月6日、詐欺の疑いで、北九州市小倉北区居住の指定暴力団5代目工藤會幹部・馬塲資房容疑者（54）、同市戸畑区居住の会社役員・木島且三容疑者（62）の2名を逮捕した。

　馬塲容疑者と木島容疑者は共謀の上、福岡市中央区にある自動車販売会社から普通乗用自動車を詐取しようと企図。2018年2月18日、木島容疑者が社長を務める北九州市戸畑区内の会社事務所で、馬塲容疑者が暴力団組員として活動していることを隠し、「暴力団等反社会勢力に該当しないことを表明・確約する」旨の署名欄に署名捺印。同年3月15日、木島容疑者の会社事務所駐車場で、普通乗用自動車（税込販売価格275,720円）の引渡を受けた疑いがもたれている。

【長谷川 大輔】