会社売却の風評を打ち消す

田中丸 昌宏 氏
ここにきて、にわかに玉屋リネンサービス(株)のM&A説が流れ出した。「玉屋リネンサービスがJR九州の関連企業に買収される」というのが、風評の中味である。確かに、玉屋リネンサービスは、ここ4カ月の売上が急減しているのは周知の事実だ。得意先の大半がホテルであるため、受注不振になるのは当然のことである。しかし、今の営業不振が1年くらい続いても、事業基盤が揺らぐことはない。
もっとも大事なことはそのような会社の業績状況ではない。核心的な情報を知らないから、滑稽な風評が流れるのだ。玉屋リネンサービス社長・田中丸昌宏氏が養子であることを知る人は少ない。田中丸社長は、あの東大阪市(当時・布施市)出身の塩川正十郎(故人)代議士の次男になる(小泉政権を取り仕切った大物政治家)。これを知れば、信憑性の低い情報にうつつを抜かすことはなくなるだろう。田中丸社長に直接、質問を投げかけると、こう返事があった。
「馬鹿者!!私は、田中丸家に養子になった身だ。するべきこと、使命は明確ではないか。私は長男に事業を継承することしか考えていない。息子の代に、会社を売却するかどうかは関係ないことだが!!」
至極、ごもっともな返事だ。
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