【安倍首相辞任(8)】安倍チルドレン3期生の切実な願い「露骨な派閥闘争をあまり外にださないで」
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さぁ、解散総選挙が近いうちに行われる可能性が高くなった。2012年の総選挙は自民党の圧勝に終わり、新人代議士が誕生した。まさしく安倍首相の人気にあやかって当選したので、世間では「安倍チルドレン代議士」と呼ばれた。
彼らはもう3期務めてきた。その後の選挙においても安倍首相の絶妙な解散決断で自民党が圧勝してきたから「チルドレン代議士」たちは苦労せずに楽々と現役を貫いてきたのである。いっぱしの政治家になった者もいるが、世の中を騒がした連中もいる。
さぁ、「選挙の顔」である安倍首相がいなくなった。菅新首相が誕生したとすると強固な票を集める「選挙の顔」になれるのか!菅氏は「馬鹿のひとつ覚え」のように「安倍首相のレガシーの継承」のみを繰り返している。はたして、それが有権者へのアピールとなるのか。
ある「チルドレン代議士」は「露骨な派閥争いをあまり外にみせてほしくない。小選挙区選挙の勝利は大半が『風』で決まる。党内の派閥闘争は有権者がアレルギー反応を示すからやめてもらいたい」と切実な願いを口にする。野党側の失策がなければ自民党が50議席ほど失うのは自然だとみるが――。
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