年商200億円以上の企業25社を対象に2019年度決算における固定費(販管費+営業外費用)の増減を調べたところ、5割を超える13社が前年度から削減したことがわかった。百貨店は5社中、4社が減らし、削減幅の大きい上位5社中4社を占めた。
最高は井筒屋の16.8%減。コレット、宇部井筒屋の閉鎖と黒崎店のウリ場縮小で家賃と人件費が減った。10.2%減の2位岩田屋三越は久留米店本店のウリ場縮小と新館閉鎖によるところが大きい。トキハも別府店の直営売り場縮小などで4.5%カットした。
トライアルカンパニーは小売子会社への人員移籍で7.0%減らした。グループ全体で固定費が減ったかどうかは連結決算でないとわからない。
流通企業は2019年10月の消費増税で売上の伸び悩みが予想されることから人員配置の見直しや退職者の不補充、採用抑制などで固定費削減に着手したと見られる。
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