2024年11月27日( 水 )

消費者庁、栄養機能食品の在り方について今後議論

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消費者庁、栄養機能食品の在り方について今後議論

 消費者庁はこのほど、栄養機能食品についての議論を今後進める考えを明らかにしている。具体的な内容については明らかにされていないが、原稿の保健機能食品制度における栄養機能食品の今後の在り方・見直しについて専門家などの意見を聴きながら方向性を示していく意向。

 この背景にはいくつかあり、その1 つには、先ごろ同庁が2016 年に明らかにした「機能性関与成分の取扱いなどに関する検討会」の報告書にあるとみられる。同報告書では、一般食品形態でも届出・公表が急増している機能性表示食品制度の施行について、業界団体が要望したビタミン・ミネラルを対象に加える事。同庁は現時点では対象としないとしていたが、「栄養機能食品の制度において、別途検討すべき」ともしていた。

 今年4 月には業界団体の日本バイオ産業人会議が「栄養機能食品の機能性表示に係る要望」を提出。「栄養機能食品において、最新の科学的知見から実証されている生理機能に基づき、機能性表示食品として認めるべきとし、同庁も検討予定と回答している。

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