『脊振の自然に魅せられて』感謝状授与と活動紹介記事(前)
-
昨年、日本山岳遺産基金に脊振山系レスキューポイント設置計画を福岡市早良区長推薦で応募した。
2月15日、東京で開催された日本山岳遺産サミットに参加し、2019年度日本山岳遺産認定書が授与された。19年度の認定地は5カ所。日本で35番目となり、九州で五箇荘、嘉穂アルプス(古処山、馬見山)についで3番目である。
各ボランティア団体が予算申請し、認定されると活動基金が交付される。脊振の自然を愛する会は基金30万円が認可された。
レスキューポイント設置計画は以下の通り。
1.すでに設置した道標を利用し、その支柱にレスキューの表示板を取り付ける。
夜間でもライトを照らせば確認できる表示板とする。
かつ、見やすいシンプルなデザインとする。
2.レスキュー板に QRコードを表示する。
3.ドコモと携帯電話の受信調査を行う。
4.携帯電話の受信ポイントの緯度経度調査(GPS:ガーミン社)。
5.設置者は「脊振の自然を愛する会」と「早良区役所」と表示する。
6.福岡市消防局との連携(早良消防署、消防航空隊)。
7.設置範囲は脊振山―三瀬峠の早良区エリアドコモ九州の担当窓口を探すことが一番苦労した。代表電話に電話を入れても簡単に教えてもらえない。そこで夏山フェスタ九州の事務局に電話を入れ、ドコモ九州への道筋をつくってもらった。やっとドコモ九州の担当窓口が見つかった。
一昨年12月に、早良区役所職員2名と我が会から副代表のTと代表の筆者の4人でドコモ舞鶴ビルを訪問。ドコモと協議し、携帯電話受信調査への協力をお願いした。
ドコモと日程調整をして、山での携帯電話受信調査を4月と8月に2度行った。山に不慣れなドコモ CS九州の社員が延べ14名も参加してくれたのである。
1回目は、折しもコロナの緊急事態宣言前日の4月7日であった。2回目はドコモCS社員のテレワークが続くなか、7月に豪雨が続いて計画が順延となり、やっと8月3日に登山道の調査ができた次第である。ドコモCSの協力に頭が下がる思いであった。
(つづく)
脊振の自然を愛する会
代表 池田友行関連キーワード
関連記事
2024年11月20日 12:302024年11月11日 13:002024年11月1日 10:172024年11月22日 15:302024年11月21日 13:002024年11月14日 10:252024年11月18日 18:02
最近の人気記事
おすすめ記事
まちかど風景
- 優良企業を集めた求人サイト
-
Premium Search 求人を探す