【福岡市公共事業を問う(1)】平尾小学校の増築工事の影響で隣接の家屋が傾く
2021年4月5日 10:21
この記事は1年以上前に書かれたものです。現在とは内容が異なる場合がありますのでご注意ください。
2016年9月から19年2月行われた福岡市立平尾小学校の増築工事により、隣接する住宅などが大きな被害を受けるようになった。工事を発注したのは、福岡市の依頼を受けた外郭団体の(公財)福岡市施設整備公社。
増築地に隣接するU氏邸は工事が進むにつれて建物が傾き、外壁には亀裂が入り、排水管が壊れ、日常生活に影響を及ぼすようになり、U氏は引っ越しをせざるを得なくなった。通学路沿いの外壁に亀裂が入っているため、地震などの発生時には崩落し、二次災害を引き起こす危険さえある。
U氏から、被害を受けた家屋、外壁の深刻な状況を撮影した動画を提供していただいたのでご覧いただきたい。U氏らは早くから福岡市教育委員会にこの問題について訴えてきたが、進展が見られないため、8日(木)、福岡地裁に訴状を提出する予定だ。
【茅野 雅弘】
▼関連記事
福岡市が違法工事 私有地に勝手に構造物
市立小学校増築工事の影響で住宅に亀裂、下水逆流~近隣住民と福岡市の間で深まる溝
関連記事
2025年7月24日 17:30
2025年7月24日 13:00
2025年7月22日 16:00
2025年7月23日 11:30
2025年7月17日 10:15
2025年7月7日 13:00
2025年7月23日 14:35