西鉄 22年3月期第1四半期決算、純損失は大幅減
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西日本鉄道(株)は12日、2022年3月期第1四半期の連結決算を発表した。売上高は889億円(前年同期比26.4%増)、営業損益は9億円の赤字(前年同期は76億円の赤字)、経常損益は5億円の赤字(同91億円の赤字)、純損益は1億7,000万円の赤字(同74億円の赤字)を計上した。
セグメント別の売上高は、物流業が374億円(前年同期比58.9%増)、運輸業が148億円(同27.2%増)、不動産業が132億円(同31.2%増)と概ね増えているが、流通業のみ164億円(同9.7%減)と減少した。
営業損益については、黒字が最も大きかったのは物流業で21億円(前年同期比470%増)であり、海外経済の改善などによる国際物流事業の好調が寄与したとしている。赤字が最も大きかったのはレジャー・サービス業で24億円の赤字(前年同期は39億円の赤字)、次に運輸業が18億円の赤字(同52億円の赤字)であり、鉄道事業は2,000万円の黒字(同9億円の赤字)となったものの、バス事業の赤字が16億円(同38億円の赤字)となった。
【茅野 雅弘】
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