【福岡市】初のグリーンボンド発行、博多区新庁舎整備や地下鉄の新車両導入などに
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福岡市は25日、環境改善に資する事業に使途を限定して発行する債券「グリーンボンド」を発行すると発表した。発行額は50億円を予定している。グリーンボンドの発行には格付け機関の適合認証が求められ、福岡市はこのほど(株)格付投資情報センター(R&I)により、認証を取得した。
自治体がグリーンボンドを発行するケースはまだ少数で、国内では東京都、長野県、神奈川県、川崎市が発行しており、福岡市は初の発行となる。
福岡市は2020年2月に「ゼロカーボンシティ」を表明しており、脱炭素社会の実現に向けた取り組み実施のための資金調達の1つとして、グリーンボンドを活用する。
21年度福岡市グリーンボンドの概要は以下のとおり。
発行予定額:50億円
年 限 :10年(満期一括償還)
発行時期 :22年1月以降
資金使途 :博多区新庁舎整備事業(図中の①②⑧)
地下鉄営業線改良事業(同⑤)など
購入対象 :機関投資家【茅野 雅弘】
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