【縄文道通信第80号】縄文人と古代ユダヤ人~縄文道―武士道―未来道(後)
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(一社)縄文道研究所
上記を2つの側面から仮説ながら推測してみたい。
縄文人とシュメール文明の関係性
縄文人が南北アメリカ大陸に丸木舟を使用して渡航した結果、北南米の現地インディオのDNAが縄文人と一致しているというアメリカでの研究結果が出ている(内山純蔵・考古学の講義から)。
また、縄文人が犬ぞりによってシベリアを渡り、ヨーロッパに紀元前7000年ごろに到達していた(考古学者・内山純蔵の仮説)。
日本ペトログラフィ学会の故・吉田信啓氏の書籍によれば、2012年現在、日本には850カ所から4,000個のペトログリフ(シュメールの楔形・岩刻文字)が発見されている(シュメールとの往来があった事実)。
鬼界カルデラの巨大噴火の時期とシュメール文明の開始時期と符合する接点がありそうだ。考古学や遺伝学を含む学者たちによる検証を待ちたい。イスラエルから日本への渡来・関係
・紀元前722年の北イスラエル10支族の渡来歴。
・紀元前597年の南ユダヤ2民族バビロン捕囚の前後
現在、イスラエルのアミシャーブという専門集団が検証中と理解している。アミシャーブは、失われたユダヤ10支族を世界中で探し出す使命を持つ集団で、日本でも検証の為、何度か来日しているという。・ローマ帝国によるイスラエル崩壊
ユダヤ人の苦難と迫害の歴史、とくにヨーロッパでのユダヤ人の歩みについては、膨大な書籍があるので、ここでは触れない。ホロコースト、ボグロムを経て、現在は1948年に再建されたイスラエルとアメリカで圧倒的な数のユダヤ人が活躍している。・ユダヤ人は概して日本に対して親日的である。
以下代表的な方々の名前を挙げておく。故ピーター・ドラッカー博士―経営学者、浮世絵のコレクター
故レヴィ・ストロース博士―縄文の価値を理解していた文化人類学者で哲学者
故ドナルド・キーン博士―日本文学研究者、最後は日本に帰化
ジャレド・ダイアモンド博士―縄文文化を高く評価する地理学者
マルクス・ガブリエル博士―哲学者、倫理資本主義者また戦争中にリトアニアで活躍した外交官・杉原千畝氏による約6,000人のユダヤ人への救済パスポート発行がある。この救済劇で日本を経由してアメリカを中心に移住し、大成功を収めたユダヤ人がたくさんいることを忘れてはならない。たまたま、杉原千畝財団理事長を努める松本洋社長が創設したAPI コンサルタンツ社で、エグゼクティブ・サーチビジネスに関わらせていただいているのも何かの縁を感じる。
・今後のユダヤ人と日本人との関係性を検証するためには以下2点が重要だと考える。
1:遺伝学者による検証と世界が認知すること。
『日本人の遺伝子』の著者である一石英一郎博士もかなり実証している。同時に欧米、ユダヤ人が学問的に証明することも重要である。
2:欧米、ユダヤ人の考古学者、文化人類学者、歴史学者も検証し、第三者の視点からも証明される必要性あり。結論は世界的に遺伝学者、考古学者、文化人類学者、歴史学者による検証と客観性が確立される必要があるということである。
【参考文献】
旧約聖書、新約聖書
『超古代、最古、最高、最尖端文明は縄文日本だった!』(吉田信啓著、ヒカルランド)
『縄文人は太平洋を渡ったか』(ジョン・ターク著、青土社)
『葛藤の一世紀 ロシア・ユダヤ人の運命』(ツヴィ・ギテルマン著、サイマル出版会)
『空白の古代史』(田中英道著、ダイレクト出版)
『神話で読み解く日本の起源史 ユダヤと日本文明編』(田中英道著、ダイレクト出版)
環境考古学者・内山純蔵氏の講演資料
『日本人の遺伝子』(一石英一郎著、角川新書)
―日本人のDNAは古代ユダヤ人と共通している。―
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