

(学)宮田学園が運営する西日本国際教育学院は4日、国際貢献専門大学校玉川キャンパスで2021年度卒業式を執り行った。
今回の卒業生は2020年初頭に入学した31人で、入学直後とコロナ禍が重なった世代。休校や分散登校など、思うような学校生活を送れなかった。しかし、共に学ぶ仲間と励まし合い、より高い日本語レベルへ到達できたという。
宮田智栄学院長は式辞で、「(本来の在籍期間である2年に加えて)与えられた1年は遠回りではありませんでした。学校に行けば日本語ができるようになるわけではなく、『自ら学ぶ』ことで日本語が上達することを皆さんは学びました。『やればできる』は当たり前です。みんな、やらないからできない。勉強に取り組もうとすることができるようになったと、この1年で証明することができるようになった皆さんなら、自分の力で未来を変えることができるのです」と、卒業生へ激励の言葉を贈った。
卒業生は今後、さらに高いレベルの教育を求め、進学する予定だ。

【杉町 彩紗】
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