3年連続！健康経営優良法人2022認定

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2022年4月1日 17:18

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濵田酒造（株）

濵田酒造（株）（鹿児島県いちき串木野市、濵田雄一郎代表）はこのたび、経済産業省と日本健康会議による「健康経営優良法人2022（中小規模法人部門）」の認定を受けた。2020、21年に続き3年連続の認定。

コロナ禍のテレワーク推進などが評価

　健康経営優良法人制度は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みを基に、とくに優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度。健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的に評価を受けることができる環境の整備を目指している。

　認定は法人規模によって「大規模法人部門」と「中小規模法人部門」の2部門に分けられ、それぞれの部門で「健康経営優良法人」が認定される。第6回目となる今回は、大規模企業2,299社、中小規模企業1万2,255社が認定を受けた。そのうち、鹿児島県内の認定法人数は163社。

濵田酒造の取り組み例

　（1）定期健診受診率100％への取り組み＝全従業員が健康で働きやすい職場環境づくりの一環として、毎年6月に定期健診を実施。21年も、新型コロナウイルス感染拡大防止策を取り、健診時期の変更も行いながら100％達成。（2）女性の健康保持・増進による、働きやすい職場環境づくりへの取り組み＝女性が働きやすい職場環境づくりの一環として、15年から毎年6月の定期健診時に発症リスクの高い乳がん検診、19年から甲状腺検査を30歳以上対象に全額会社負担で行う制度を導入（約8割が受診）。（3）従業員の感染症予防による安心の職場環境づくりへの取り組み＝15年から、感染症対策として、医師を事業所に招いてインフルエンザ集団予防接種を実施、接種費用の半額助成制度を設けた。また、コロナウイルス感染拡大防止策として、テレワークの推進、特別休暇付与、PCR検査・抗原検査の導入など安心して働ける環境づくりに取り組んだ。（4）従業員の健康増進による活力ある職場環境づくりへの取り組み＝従業員の健康増進と社会貢献を目的に、ウォーキング大会を毎年実施（21年で11回目）。東日本大震災復興支援として歩行距離1kmにつき10円を被災地に寄付してきた。