2024年12月22日( 日 )

「コロナバブル」~ゴルフ場業界

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 ゴルフ場経営者と8年ぶりに電話で情報交換した。「ここだけの話ですが、ゴルフ場業界は20年ぶりの“コロナバブル”となりました。お客様方の業種はどこもコロナで沈んでいますが、私たちは“ウハウハ”です」と語る。このオーナーは慎重なお方であるが、ここまで言い切ったのだから、よほど業績が良いのであろう。「コロナ倒産」「コロナ悲惨」と囁かれている昨今、元気な産業があるのはよいことではないか!

 コロナ禍で体まで動かせないようではたまらない。ゴルフ場でのプレーでは感染の可能性が薄いという情報が共有されたことで、体調管理とストレス解消の為にプレーヤーが大幅に増え、予約が取れない事態となっている。

 このオーナーの見立ては下記の通りである。「平成初頭のバブルは法人の金で“つくられたもの”でしたが、今回は大半の人が個人のお金で遊んでいただいています。それと同時にコロナ禍の5年ほど前から若者たちの間でゴルフブームが起きていました。少なくとも今後、5年間、ゴルフ人気は続くと思います。苦労しながら頑張ってきた甲斐がありました」

関連記事