【放生会】待ちに待った関係者の声
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多くの人でにぎわう参道 3年ぶりの開催となった「放生会」(筥崎宮)、1,000年以上の歴史をもち「博多どんたく」および「博多祇園山笠」とともに、博多3大祭りの1つに数えられる。出店数は約500軒。食欲をそそる匂いが辺り一帯に漂っていた。
露店商組合
代表理事 石橋 一海 氏露店商組合の代表理事の石橋一海氏は、「初日の昼間から、参道を横断するにも時間がかかるほどの大勢の人出に驚いている。長らく祭りが開催されていなかったため、露店商にとっても大変な3年間だったのであろう。客にとっても露天商にとっても、待ちに待った開催だったのではないか」と語る。
あいにく台風14号の影響を受け、筥崎宮は本日午後2時以降の放生会の全イベントの中止および最終日18日(日)の全露店の閉店を発表、途中で切り上げて終了するという、市民にとっても露天商にとっても残念なかたちとなったものの、1,000年以上の伝統がもつ底力と関係者の再開への想いは十分に示された。
今後、放生会が引き続き無事に開催され、市民が従来の生活に戻っていくことを願ってやまない。
左:お化け屋敷、右:新しょうがの露店 【吉村 直紘】
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