モザンビークで国民的歌手ナジャさんと子どもの未来を担う
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「最貧困国」といわれるアフリカ南部の国、モザンビーク。北九州市出身の榎本恵さんは貧困に喘ぐ住民に直接寄与する支援の必要性を実感、2013年4月にNGO「モザンビークのいのちをつなぐ会」を設立し、貧困度がとくに高い北部に拠点を置き、初等教育を施す「寺子屋の建築・運営」、感染症による乳幼児死亡を防ぐ「公衆衛生活動・美化活動」、井戸・トイレを設置する「水環境活動」などの活動を行ってきた。
同会は現地の人の協力を得て活動を行っているが、設立時から寺子屋のマネージャーとしてともに歩んできたのが同国の国民的歌手のナジャさん。子どもたちを父親のような存在として支えており、公演のため日本に滞在している間もオンラインで毎日フォローを続けている。歌手としては15年から日本で公演を開始し、19年からヨーロッパでもツアーをスタートしている。
榎本さんおよびナジャさんにモザンビークの事情および同会の活動について話を聞いた。また、ナジャさんにギター演奏付きで歌声を披露してもらった。
【茅野 雅弘】
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