少子高齢化による市場縮小を背景に流通再編が本格化している。主導しているのはイオンとイズミの2強だが、中堅スーパー同士が組み“第三極”を目指す動きも顕在化してきている。7月には丸久とマルミヤストアが経営統合し「(株)リテールパートナーズ」を発足させ、さらに西日本の同業者に参加を呼びかけていく。ディスカウントストアやドラッグストアとの競争激化も再編を加速させる要因となる。
中堅連合で対抗
イオン、イズミ主導で進む再編と対抗し、中堅スーパー同士が手を組み“第3極”を目指す動きも台頭している。
7月発足のリテールパートナーズの最終的な目標は、西日本の中堅中小SMの大連合だ。本拠の山口県では圧倒的なシェアを持ち、経常利益率4.5%の高収益を誇る丸久の田中康男社長をマルミヤストアとの経営統合に駆り立てたのは、将来への危機感だ。県内のSMでは断トツとはいえ、近年はコスモス薬品やトライアルカンパニーなどの県外異業態企業が進出...(⇒つづきを読む)
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