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    2022年でインドが追い抜く
中国の国家統計局が17日発表した2022年末の総人口は14億1,175万人だった。国連が昨年7月に発表した「世界人口推計2022」においてインドの同年の人口は14億1,200万人との推計がなされており、今後、確定値の報告が待たれるものの、昨年の時点でインドの人口が中国の人口を超え、世界一となっていた可能性が高くなった。従来は、今年インドが人口数で中国を追い抜くとの予測がなされていたが、それを早回ることになる。
中国の22年の出生数は956万人、死者は1,041万人で、人口は21年末から85万人減少した。非科学的な増産政策により多くの餓死者を出した「大躍進」期の1961年以来、61年ぶりの人口減少を記録した。
同日、中国外交部の定例記者会見において、インドがすでに中国を抜き世界で最も人口の多い国になったのではないかとの見通しについて中国はどう受け止めるかとの質問がなされた。汪文斌報道官は、「中国とインドはいずれも人口大国で、労働力と資源を豊富に抱えており、両国は人口ボーナスを活用し、それぞれ発展・振興を実現し、人類の未来に対してより大きな貢献をはたすべきだ」と述べるにとどめ、順位の逆転については触れなかった。
【茅野 雅弘】
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