日本政治陰の主役に光を当てる
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NetIB-Newsでは、政治経済学者の植草一秀氏のブログ記事を抜粋して紹介する。今回は、10日に開催された緊急院内集会「いま安倍内閣を問う!」の模様を報告するとともに、3月中旬実施の世論調査が浮き彫りにした、国民の政治に対する信頼・期待の低下に警鐘を鳴らす4月11日付の記事を紹介する。
4月10日(月)午後5時から午後8時まで参議院議員会館B107会議室において政策連合(オールジャパン平和と共生)主催緊急院内集会「いま安倍内閣を問う!」が開催された。
定員上限の参加申し込みをいただき、丸3時間の充実した会議が遂行された。お運びくださった主権者のみなさまに厚くお礼を申し上げたい。
また、この集会のために忙しい時間を割いてご講演を下さった講師の先生方、貴重な挨拶を下さった国会議員、集会開催のためにご尽力くださったボランティアスタッフのみなさまに厚くお礼を申し上げます。集会会議室は川田龍平参議院議員の事務所がお取り計らいをしてくださった。
集会では
1. 軍事費倍増
JAL123便ボイスレコーダー開示請求事件
講演 弁護士 佐久間敬子2. 食の安全・安心の崩壊と食料確保の危機
種子法廃止違憲確認訴訟・条例制定・有機給食の提言
講演 元農林水産大臣 山田正彦脅かされる食の安全・日本農業崩壊の危機
講演 食政策センターVision21主宰 安田節子3. 死亡数激増と新型コロナワクチン
死亡数激増とコロナワクチン接種が危険な理由
講演 東京医科大学教授 青柳貞一郎コロナワクチン接種後死亡者遺族「繋ぐ会」の闘い
講演 反ジャーナリスト 高橋清隆4. 政策連合でガーベラ革命を実現
政策連合の基本理念・統一地方選前半戦の総括
講演 政策連合運営委員 植草一秀の順序で講演が行われた。
来賓としてお見えくださった、たがや亮衆議院議員、高良鉄美参議院議員、須藤元気参議院議員から短いスピーチをいただいた。
第一のテーマで取り上げたのが日航123便フライトレコーダー等開示請求事件。1985年8月12日に日航123便が群馬県山中に墜落。乗員乗客524名のうち520名の命が奪われた。懐妊中の乗客がおり、胎児を含めれば犠牲者の数が521人に達する世界最悪の航空機墜落事故だった。
多数の犠牲者遺族のなかで最愛の夫を奪われた吉備素子さんが原告になり、日本航空に対して墜落の真相を知る最重要の資料であるボイスレコーダー等の完全開示を求める訴訟が提起されている。4月11日(火)午後4時から東京高等裁判所で控訴審第2回口頭弁論が行われた。
口頭弁論には原告の吉備素子さんが出廷。見事な意見陳述をされた。
裁判官は消化試合のような対応で裁判を指揮。吉備さんが意見陳述をしたあと、被告の日本航空に対応を質問したが、日本航空側はすでに主張を出し尽くしていると応答。裁判長は結審を宣言したうえで判決期日を6月1日午後1時半とすることを宣言。短時間で口頭弁論期日は終結した。
※続きは4月11日のメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」「日本政治陰の主役に光を当てる」で。
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