2024年12月22日( 日 )

積水ハウスとマリオット 7月に佐賀・嬉野で宿泊特化型ホテル開業

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フェアフィールド・バイ・マリオット・佐賀嬉野温泉

 積水ハウス(株)とマリオット・インターナショナルは7月12日、地方創生事業「Trip Base 道の駅プロジェクト」の一環として、「フェアフィールド・バイ・マリオット・佐賀嬉野温泉」を開業する。「フェアフィールド・バイ・マリオット」は、全国の道の駅に隣接する宿泊特化型ホテルブランド。九州では鹿児島県に続いて2 軒目、佐賀県には初進出となる。

 嬉野市の玄関口で、昨年開業した西九州新幹線「嬉野温泉」駅と道の駅「うれしのまるく」に隣接する、4 階建て・客室数全 84 室のホテルである。来場者は「日本三大美肌の湯」として知られる嬉野温泉の入浴や、緑茶を携えてレンタサイクルで市内を周遊する「茶輪」、茶畑に設けた施設で茶と菓子をいただく「茶空間体験」など、さまざまなアクティビティを満喫できる。
 
 周辺はうれしの茶や温泉湯どうふ、塩田津のまちなみ、肥前吉田焼など、観光資源に恵まれている。同ホテルの開業により、新幹線を利用した来訪者がホテルを拠点に地域を周遊できるようになり、周辺地域の賑わいの創出や地域経済の活性化につなげるという。

 なお、「Trip Base 道の駅プロジェクト」は、道の駅を拠点とした「地域の知られざる魅力を渡り歩く旅の提案」を行い、地域や自治体、パートナー企業とともに地域経済の活性化を目指す事業である。2018 年 11 月からスタートしていた。

 現在までに26道府県の自治体、53社のパートナー企業と事業連携を進めており、20年10月からは旅の拠点となるホテルを開業。今後の展望として、25 年に 26 道府県で約 3,000 室規模に拡大することを目指す。

【田中 直輝】

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