GMS化するトライアル 今期の販管費率20%に迫る
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トライアルHDの2023年6月期は光熱費高騰に加え、出店やレジカートの導入などで販管費が15.3%増え、営業収益比で17.67%と前期から0.60ポイント上昇する見込みだ。一方で粗利益率は18.78%から19.33%に上昇し、高粗利・高コストのGMS(総合スーパー)に近づきつつある。
販管費率は持株会社移行前のトライアルカンパニーの15年3月期の15.33%から8年余りで2.34ポイント上昇する。光熱費高騰と出店による人件費増などの要因はあるものの、福岡県宮若市で進める「リモートワークタウン」やレジカートの導入費、AIカメラの開発費がかさんでいることを見逃せない。
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