第一交通産業(福証)は7月31日、子会社の北九州第一交通(株)の門司営業所と門司港営業所にて、再生可能エネルギーを活用した EV 中心の次世代型タクシー営業所の運用を開始したことを発表した。
三菱オートリース(株)、三菱商事(株)との共同事業で、門司営業所にEV12台と充電器、そして太陽光発電システムおよびエネルギーマネジメントシステムを導入し、門司港営業所にはEV6台と充電器を順次導入していく。EVの本格普及を見据え、大規模なEVタクシーの導入による営業所単位での運用モデルの構築を行っていくという。
門司営業所では、太陽光発電を最大限に活用し、さらなる環境負荷の軽減や走行コストの軽減、災害による停電などに対するレジリエンスの強化にも取り組むとしている。

テスラモデル Y(写真左)と日産リーフ(写真右)
また、全国のタクシー会社約700社・約4万台で構成される「No.1(ナンバーワン)タクシーネットワーク」に加盟する(株)光タクシー(北九州市)や日の丸タクシー(株)(岡山県井原市)らにおいても、順次EVを導入していくといい、3社は今回の運用開始を皮切りに、No.1タクシーネットワーク加盟事業者をはじめとして、タクシー業界全体のEV化に取り組んでいくとしている。
【永上 隼人】
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