16日、リックス(株)(福岡市博多区、安井卓代表、東証プライム)は、新たな海外子会社「RIX INDIA MANUFACTURING PRIVATE LIMITED」をインドに設立したことを発表した。2023年12月26日に設立されたこの子会社は、カルナータカ州の日本工業団地に位置し、自社製品である「ロータリージョイント」と「オイルスキマー」の製造を行う。
同社は設立の目的について、インド市場は人口増加と経済成長が見込まれ、自動車や電気・電子業界の成長にともない、主要顧客である工作機械・鉄鋼業界も大きな成長が予想される。これに対応するため、インドの顧客に即した性能・納期・コストで製品を提供する体制を構築し、長期経営計画LV2030において掲げる海外売上高140億円(22年度:51億円)達成を目標とし、「世界のトップメーカー」を目指すとしている。
新会社の資本金は3億7,000万ルピー(約6億6,000万円相当)で、出資比率はリックスが99.0%、同社子会社のRIX INDIA TRADING & SERVICE PVT. LTD.が1.0%。新会社設立によるリックスの24年3月期の連結業績への影響は軽微であるとしている。
【寺村朋輝】
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