2024年12月22日( 日 )

北九州市立大がデジタル人材育成する新学部設置へ市長に要望

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 北九州市立大学(柳井雅人学長)は30日、武内和久・北九州市長へ新学部「(仮称)情報イノベーション学部」の設置と運営に関する要望を行った。同学部は、地域内で要望が高まっているデジタル人材を育成・創出することを目的としており、2027年4月の設置が計画されている。

 新学部は、情報工学の先端技術を駆使する高度人材を育成する「情報エンジニアリング学科」と、GX推進や地域社会の課題解決に寄与するデジタル人材を育成する「共創社会システム学科」からなる。入学定員はそれぞれ68人、同50人で、収容定員は合計472人となる見込みだ。

 同大学は、有能な学生を確保しつつ、市内企業と協働した実践的な教育を展開し、市内企業が求める高度なデジタル人材を創出するため、IT企業などが集積する小倉都心部に校舎を設置したいと考えだとしている。

【田中 直輝】

関連記事