2024年11月24日( 日 )

のぼりをAI解析してみよう!

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 今回は、「のぼりをAI解析してみよう!」というタイトルでお送りします。

 下の画像は、どれも「キャンペーン中」を訴えるのぼり旗ですが、デザインが全然違いますね。クリエイティブが変わると、お客さまが受け取るイメージも変わります。実際にデザインした「不動産賃貸」や「飲食」でも使用するキャンペーン中!というクリエイティブを、AIに解析してもらいましょう。

左:ピンク系の色で目を引きますが、落ち着いたデザインなので、さまざまなキャンペーンに使えます。

中:派手な色使いとデザインが目を引きます。楽しげなイメージで、ワクワクするキャンペーンをイメージさせます。

右:あえて色数を抑えたデザインで、ひとクセあるイメージをつくっています。クセがあることで記憶に残りやすく、少し砕けたデザインを扱うことで、設置店舗のイメージが親しみやすいものとなります。

 デザインは、同じイメージを継続的に使うことでイメージが確立され、効果を発揮します。

 では次に、どののぼり旗が目立つでしょうか。視認性を分析するヒートマップで、AI解析してみましょう。

 赤色の部分は視認性が強く、暗い部分は視認性が低いことを示しています。


 3種のデザインだと、真ん中の柄がついたPOPなクリエイティブが一番目立つという結果になりました。黄と赤に黒の影を付けた文字が、視認性を高めていることがわかります。

 クリエイティブをつくる際には「何が目立つのか」をプロに依頼して作成するだけで、効果は変わってきます。

 次回も、マーケティングに役立つ情報をお送りします。


<プロフィール>
山本 啓一

(やまもと・けいいち)
1973年生まれ。大学に5年在学し中退。フリーターを1年経験後、福岡で2年ほど芸人生活を送る。漫才・コントを学び舞台や数回テレビに出るがまったく売れずに引退。27歳で初就職し、過酷な飛び込み営業を経験。努力の末、入社3年後には社内トップとなる売上高1億円を達成。2004年、31歳でエンドライン(株)を創業。わずか2年半で年商1億2,000万円の会社に成長させる。「エッジの効いたアナログ販促」と「成果が見えるメディアサービス」でリアル店舗をモリアゲる「モリアゲアドバイザー」として、福岡を中心として全国にサービス展開中。

月刊誌 I・Bまちづくりに記事を書きませんか?

福岡のまちに関すること、再開発に関すること、建設・不動産業界に関することなどをテーマにオリジナル記事を執筆いただける方を募集しております。

記事の内容は、インタビュー、エリア紹介、業界の課題、統計情報の分析などです。詳しくは掲載実績をご参照ください。

企画から取材、写真撮影、執筆までできる方を募集しております。また、こちらから内容をオーダーすることもございます。報酬は1記事1万円程度から。現在、業界に身を置いている方や趣味で再開発に興味がある方なども大歓迎です。

ご応募いただける場合は、こちらまで。その際、あらかじめ執筆した記事を添付いただけるとスムーズです。不明点ございましたらお気軽にお問い合わせください。(返信にお時間いただく可能性がございます)

関連キーワード

関連記事