2024年12月23日( 月 )

EVモーターズ、組み立て工場の第一期工事完了

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 電気自動車(EV)や充電ステーションの販売、メンテナンスなどを手がける(株)EVモーターズ・ジャパン(北九州市若松区、佐藤裕之代表)は、7日、国内初となる商用EVの専用組み立て工場「ゼロエミッション e-PARK」の第一期工事が、昨年12月に完了したと発表した。

 第一期工事では、最終組み立て工場の一部と、検査棟が完成。受入れ時検査および出荷前検査を今月から、バス車両の架装を4月から開始できるように、現在準備が進められている。生産設備の導入も順次行われており、国産EVバスの展開に期待がかかる。

左:最終組み立て工場外観 / 右:最終組み立て工場内観
左:最終組み立て工場外観 / 右:最終組み立て工場内観

 第二期工事では、試運転コースとオフィス棟が新設される予定となっており、第二期工事の完了により、同社は強固な商用EV量産体制の構築と、車両ラインナップの拡充を図りたい考えだ。

ゼロエミッション e-PARK完成イメージ
ゼロエミッション e-PARK完成イメージ

■ゼロエミッション e-PARK

所在地>
福岡県北九州市若松区向洋町22-1
総面積>
約58,000m2 
生産品目>
EVバス、EV物流車、EV特殊車両(移動電源車含む)、リユースバッテリー組立など 
実施工程>
OEMパートナーよりパーツ類を輸入し、新工場で最終組み立てを行う
生産能力>
2024年は数台から生産をスタートし、最終的には年産1,500台を目指す
新規雇用>
50人~100人を増員予定(雇用形態は未定)

【代 源太朗】

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