2024年12月04日( 水 )

桜並木駅開業、西鉄14年ぶりの新駅

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 西日本鉄道(株)(以下、西鉄)は16日(土)、天神大牟田線・雑餉隈駅~春日原駅間に新駅「桜並木駅」を開業した。西鉄にとって紫駅(同線・二日市駅~朝倉街道駅間)以来14年ぶりの新駅で、当日は多くの鉄道ファンや関係者で賑わいを見せていた。

駅名にちなみ桜の花びらが添えられたデザイン
駅名にちなみ桜の花びらが添えられたデザイン
照明も桜を想起させる薄桃色
照明も桜を想起させる薄桃色

    桜並木駅の新設は、福岡県、福岡市、西鉄の官民連携で進められてきた、西鉄天神大牟田線連続立体交差事業の一環で実施されたもの。桜並木駅の開業だけでなく、同事業によって雑餉隈、春日原、白木原、下大利の各駅舎がリニューアルされたほか、天神大牟田線の対象区間の高架化、ならびに踏切の撤去による慢性的な交通渋滞の解消が果たされた。

 桜並木駅の利用者は、1日約8,000人が見込まれている。同駅の誕生を契機として、周辺エリアのまちづくりが盛り上がっていくことを期待したい。

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【代 源太朗】

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