「福岡城さくらまつり」が本日(27日)から4月7日の日程で開催される。今回の目玉の1つとなるのが、“幻の天守閣”の設置とそのライトアップだ。市民や国内の観光客はもちろんのこと、コロナ禍明けで急増している外国人の来場者も見込まれ、会場は大変な混雑になることが予想される。

幻の天守閣は本丸・桜園にある天守台に、天守閣をイメージした仮設構造物を設置したもの。天守台上部からの高さは約14mで、天守台と合わせた高さは約27m。5月末までライトアップされる予定だ。
さくらまつり期間中は、桜園は有料ライトアップエリアとなるため、入場人数が制限されそうだ。また、桜をはじめとした木々や石垣で視線が遮られるため、幻の天守閣を間近に見ることができるのは福岡城内では意外に少ないことを考慮しておきたい。

有料ライトアップエリアはこのほかに、御鷹屋敷跡と多聞櫓が設定されている。また、舞鶴公園内での無人によるシートでの場所取りは禁止となっている。上記のような状況を考慮し、花見・夜桜見物に出かけたいものだ。

なお、26日夕方時点での桜の開花状況は咲き始めといった状態だが、鴻臚館前広場など各所に出店やキッチンカーがあり、まつりの準備は万端のようだった。
【田中 直輝】
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