第41回博多うまかもん市 連日多くの賑わいを見せ、大盛況で閉幕
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3月20日(水・祝)~25日(月)までの6日間、岩田屋本店・本館7階大催事場で「博多うまかもん市」が開催された。1982年の初開催から今年で41回目となる当イベント。初日である20日には、10時からの開場を待ち望む多くの人々が、岩田屋の開店前から長い行列をなしていた。新型コロナウイルス感染症5類移行後、初めての開催となった今回は、6日間で延べ約3万人が来場し、会場は大いににぎわっていた。
当日は、初出店の28社を含めた全65社、68ブランドが軒を連ねた。当イベントのみで手に入れることができる限定商品や、いろどり鮮やかな映えグルメ、また実演スペースで調理された出来立てのグルメなどを購入することができ、多くの人々が映える写真を撮ったり、併設されている飲食スペースで食事をしたりと、さまざまなイベントの楽しみ方をしていた。
当イベントでは、博多女子高校の生徒が、糸島の漁協や筑前町の果樹園と共同開発した「カキ味噌」や「ピクルスの素」などの商品も販売。今回、共同開発に携わり、福岡の夜須高原で「木酢」という柑橘を生産する鈴木木酢園の代表・鈴木研治氏は「福岡でもっと木酢をメジャーにしていくため、今後も博多女子高校の方々と協力してPR活動を行っていきたい」と話した。
今回の開催を振り返り、博多うまかもん市実行委員長・中岡生公氏((株)鈴懸・代表取締役)は「初日から多くの方にご来場いただいた。コロナ禍を経て、いろいろなものや環境が変化していき、そのなかで開発された商品や多くの新規ブランドの出店もあり、新たなうまかもん市のかたちが少し垣間見えた。引き続き、来場者が満足していただけるような企画や商品、また福岡・博多の食の魅力発信に貢献していきたい」と締めくくった。
福岡にあるたくさんの「うまかもん」を集めて開催される「博多うまかもん市」。来年度の開催にも大いなる期待がもてそうだ。
【立野 夏海】
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