2024年11月24日( 日 )

福岡市、過去最大額の脱炭素補助事業申請受付開始

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 福岡市は7日、市民や事業者の脱炭素行動を支援する「カーボンニュートラルパッケージ」の申請受付を開始(一部は4月に先行開始)した。補助額は過去最大の4億9,410万円で、CO2削減効果として年間計1万4,039tを見込んでいる。

 市民向けには、脱炭素行動に対して最大5,000円相当のポイントを付与する「ECOチャレンジ応援事業」や、太陽光パネルや蓄電池などの「住宅用エネルギーシステム導入支援事業」(補助額2億6,950万円)、「電気自動車・燃料電池自動車等の購入補助」(6,400万円)などがある。

 一方、事業者向けにはビルのZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化など「脱炭素建築物誘導支援事業」(5,500万円)、「事業所の省エネ設備導入支援事業」(4,000万円)、「事業所の再エネ設備導入支援事業」(2,000万円)、さらには政令指定都市では初となる「金融機関と連携したカーボンニュートラル経営促進事業」(900万円)などが盛り込まれている。

【田中 直輝】

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