8日、(株)西日本フィナンシャルホールディングス(本社:福岡市博多区、村上英之代表)は2024年3月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は1,855億9,500万円(前期比15.7%増)、経常利益は356億900万円(同5.7%増)、当期純利益は235億7,600万円(同9.5%減)で、増収と経常面では増益となった。
主な決算要因としては、資金運用収益も役務取引等収益も好調に増収しており、資金調達費用における売現先利息の増加があったものの、経常利益の増益に貢献した。また、当期純利益が減益したのは、(株)九州リースサービスを持分法適用関連会化ならびに(株)シティアスコムを連結子会社化したことにともなう負ののれんによって前期に発生していた特別利益がなくなった反動によるもの。
来期(25年3月期)の業績予想については、経常利益は410億円(同15.1%増)、当期純利益は270億円(同14.5%増)で、増益を予想している。
【寺村朋輝】
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