【福岡】西鉄がタワマンなど売却、自社の私募ファンドへ
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西日本鉄道(東証プライム)が、大博通り沿いのオフィスビルと西新のタワーマンションを自社の私募ファンドへ売却した。
売却したのは、西鉄祇園ビルおよびラクレイス西新レジデンシャルタワーで、3月27日に私募ファンド・NNRファンド第1号へ売却していた。
西鉄祇園ビルは、地下鉄・祇園駅から徒歩1分、JR博多駅からも徒歩9分のSRC造12階建のオフィスビル。ラクレイス西新レジデンシャルタワーは、地下鉄・西新駅から徒歩5分のRC造29階建のタワー棟(190戸)とRC造4階建のテラス棟(16戸)で構成される大型賃貸マンション。いずれも西鉄の開発物件だ。
25年度までの中期経営計画で同社は、「成長事業の拡充と新たな稼ぐ力の創出」を重要戦略に掲げており、今年3月に私募ファンドの組成を発表していた。1号ファンドの資産規模は約100億円。
【永上隼人】
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