2024年12月25日( 水 )

アーバンライク、24年10月期中間決算は特別利益で最終黒字 通期は全利益面で黒字予想

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 6月13日、(株)アーバンライク(本社:熊本県荒尾市、吉野悟代表)は2024年10月期の中間決算を発表した。それによると、売上高は24億8,500万円(前期比23.7%増)、営業損失は2,700万円(前年同期は4,100万円の赤字)、経常損失は3,700万円(前年同期は3,000万円の赤字)、四半期純利益は6,600万円(前年同期は2,100万円の赤字)で、増収黒字転換となった。

 主な決算要因としては、売上面では、福岡県久留米市への新店舗開設や、建売住宅の販売強化が功を奏したことにより、新たな事業分野での売上拡大が進んだ。利益面では、営業損益・経常損益ともに赤字となったものの、取引先の都合により販売用不動産の譲渡契約の解除が発生し、その結果、違約金1億4,500万円が特別利益として計上されたため、最終損益は黒字となった。

 来期(2025年10月期)の業績予想については、売上高は80億400万円(前期比72.1%増)、営業利益は8億4,200万円(前期は3,200万円の赤字)、経常利益は8億2,800万円(前期は1,500万円の黒字)、当期純利益は5億3,800万円(前期は400万円の黒字)で、大幅な増収と、全利益面における黒字転換を予想している

【寺村朋輝】

関連キーワード

関連記事