九州主要7百貨店の2023年度決算 福岡市3社と福岡市外4社の企業間格差拡大

　九州主要百貨店7社の2023年度決算が最終的に判明し、福岡市3社と福岡市以外の4社の業績格差が拡大した。

　前期比増収率は岩田屋三越8.8％、博多大丸11.5％（国際会計基準）、博多阪急23.3％（旧会計基準）に対し、井筒屋は0.2％減収、鶴屋百貨店とトキハ、山形屋は2％台と低かった。経常利益は岩田屋三越50.2％増、博多大丸黒字転換に対し、鶴屋は30.0％の大幅増益ながら経常利益率は1.72％と低い。井筒屋は11.9％減益、トキハは赤字転落、山形屋は赤字継続だった。

※この記事は6月21日に有料会員向け「流通メルマガ」に配信したものから一部を抜粋したものです。全文を読むには「流通メルマガ」の申し込みが必要です。
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