西鉄がVPPの社会実装に向けShizen Connectと資本業務提携
-
西日本鉄道(西鉄)は9日、エネルギー領域での事業連携の拡大やVPP(Virtual Power Plant:仮想発電所)の社会実装を目指し、VPPプラットフォームを開発・運用するテクノロジー企業(株)Shizen Connect(本社:東京都中央区、松村宗和代表)と資本業務提携を締結したと発表した。
VPPは、蓄電池や EVなどのエネルギー機器を、1つの発電所のように遠隔・統合制御する仕組み。送配電網において電力が余っているときに蓄電し、電力が不足するときに放電することで、電力の需給バランスを効率的に調整する。
太陽光や風力など天候で発電量が大きく変動する再生可能エネルギー電源の導入を進めるためには、需給バランスを保つための仕組みが必要であり、その手段としてVPPは注目されている。
資本提携については、Shizen Connectが発行する新株予約権付社債を西鉄が取得。業務提携については、西鉄グループのアセットやShizen Connectのエネルギー管理システムなどを活用し、系統用蓄電池事業における連携拡大、再エネ併設型蓄電池の制御、商用EVの充放電制御を検討・実施する。
【田中直輝】
関連記事
2024年12月20日 09:452024年12月19日 13:002024年12月16日 13:002024年12月4日 12:302024年11月27日 11:302024年11月26日 15:302024年12月13日 18:30
最近の人気記事
2024年9月20日 10:10
2024年12月19日 13:00
2024年12月19日 15:05
2024年12月18日 13:30
2024年12月18日 12:30
まちかど風景
2024年11月18日 16:30
- 優良企業を集めた求人サイト
-
Premium Search 求人を探す