2024年11月21日( 木 )

【8/3】からつ塾「データから見る 日本における移民受け入れの現状と課題」

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 8月3日、唐津市にて「データから見る 日本における移民受け入れの現状と課題」をテーマに第162回からつ塾が開催される。

 2022年、日本に暮らす外国籍者の人数は300万人を突破した。日本社会はすでに出生が死亡を下回る自然減の状態に入っており、外国人の受け入れによって、人口の減少ペースが抑えられている。労働力としても、地域社会を担う構成員としても、外国人の存在がますます重要になってきたといえるが、日本で暮らす外国人の置かれている状況については印象論で語られることも多く、実態はあまり知られていない。

    日本の外国人受け入れ制度は、経済、文化、セキュリティー、権利の間で、どのようにバランスをとってきたのか。また、そのバランスのとり方が、外国人との共生の状況にどのような影響を与えているのか。講義では、国勢調査をはじめとした統計データや最新の研究知見を基に、外国人の置かれている状況を概観し、より良い統合のために何が必要かについて考えていく。

 講師は東京大学社会科学研究所准教授の永吉希久子氏。専門は社会学で、社会意識や移民の社会統合、格差や不平等について研究している。近著に『移民と日本社会:データで読み解く実態と将来像』(中公新書)、編著に『日本の移民統合:全国調査から見る現況と障壁』(明石書店)がある。

■SEMINER INFORMATION
<日時>
8月3日午後3時~5時
<会場>
唐津ビジネスカレッジ
(JR東唐津駅北側、徒歩1分)
<料金>
1,000円(学生500円、中学生以下無料)
<申込>
不要
<問い合わせ先>
mail@karatsujuku.com
<公式ホームページ>
https://karatsujuku.com/

【寺村朋輝】

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