2024年11月05日( 火 )

鳥越製粉、24年12月期中間決算はやや減益も、通期は増益予想

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 7日、鳥越製粉(株)(本社:福岡市博多区、鳥越徹代表)は2024年12月期の中間連結決算を発表した。それによると、売上高は133億6,600万円(前年同期比1.0%増)、営業利益は5億5,600万円(同9.2%減)、経常利益は7億9,200万円(同5.1%減)、四半期純利益は5億2,600万円(同5.5%減)で、増収減益となった。

 主な決算要因としては、売上高は前年同期比で微増したものの、原材料価格の上昇や物流費の増加などによりコストが増加したため、営業利益および経常利益が減少した。事業別では、製粉事業で輸入小麦の価格引き下げにともない製品価格を値下げしたが、業務用小麦粉の出荷数量が増加し、ふすま販売価格も堅調に推移した。一方で、食品事業ではミックス製品の出荷数量が減少し、飼料事業でも販売価格の下落が影響した。

 通期(24年12月期)の業績予想については、売上高は280億円(6.1%増)、営業利益は14億円(同31.9%増)、経常利益は16億7,000万円(同20.8%増)、当期純利益は11億3,000万円(同16.9%増)で、増収増益を予想している。

【寺村朋輝】

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