値上げで7割が増収、当期純利益は5割が増益・黒字転換 食品スーパー42社2023年度決算

　データ・マックスが集計した九州の食品スーパー（SM）42社（年商44億円以上）の2023年度決算によると、前年度比で増収が30社、横ばい2社、減収10社だった。当期純利益は把握できた32社中、増益または黒字転換17社、減益6社、赤字9社と増益・黒字転換が5割を超えた。売上高1位イオン九州のSM部門の損益は不明だが、増益とすると増益企業は18社になる。

　食品の値上げ効果で増収企業の比率は22年度の48％から71％に上昇した。22年度は減収だったアスタラビスタ、鮮ど市場、ダイキョープラザ、まいづる百貨店などの中堅スーパーが増収に転換した・・・

※この記事は9月11日に有料会員向け「流通メルマガ」に配信したものから一部を抜粋したものです。全文を読むには「流通メルマガ」の申し込みが必要です。
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