2025年01月10日( 金 )

梅の花、商号を「梅の花グループ」に変更 資本金を1億円に減資も

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 9日、(株)梅の花(本社:久留米市、鬼塚崇裕代表)は、商号変更と資本金の減少を行うことを発表した。

 同社は5月1日より、商号を「(株)梅の花グループ」に変更する予定。変更の理由については、これまでの「梅の花」という名称は「豆腐と湯葉の店 梅の花」という特定イメージに強く結びついており、今後、多様な業種・業態の展開を行う成長戦略を推進するうえで、「梅の花グループ」へ改めるとしている。梅の花は、約280店を全国に展開しており、しゃぶしゃぶ、焼肉、かに料理、寿司など多様化している。

 また、加えて同社は資本減資も合わせて行う。現在の資本金4億7,487万9,400円のうち3億7,487万9,400円を減少させ1億円とする。また、資本準備金についても同額を全額減少し、その他資本剰余金に振り替える。これにより、財務体質の健全化と、株主への利益還元なども含めた柔軟な資本政策によって成長戦略を推進するものと見られる。

 上記の変更は、いずれも3月25日の臨時株主総会で承認後、正式に決定する。

【寺村朋輝】

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