【経営者賞】三好不動産の三好修氏ら3名が受賞

 (公財)経営者顕彰財団(理事長:久保田勇夫)は4月21日、九州・山口地区で地域経済の発展に寄与した中小企業経営者を表彰する「第52回(2024年度)経営者賞」の受賞式を開催した。受賞者は三好修(株)三好不動産代表取締役社長、荒木賢治(株)ナッツ代表取締役CEO、鈴木順子(株)シード・コーポレーション代表取締役。

 三好不動産は県内最大手の不動産管理会社。三好氏は、不動産管理を重要な資産管理の1つとして提唱し、オーナーの資産を守り続けることを第一に不動産管理業の健全な発展に尽力してきたことが評価された。また、介護施設や保育所の運営、カンボジアの地雷撤去跡地での小学校建設など多くの支援を行っている。

 ナッツはキャンピングカー製造・販売で国内トップシェアを誇る。荒木氏は、車中泊施設の推進などキャンピングカー産業の確立に貢献していることや、日本RV協会会長としての災害支援時の車両派遣などの活動が評価された。

 「くらしーど24」など会員制の生活サポートサービスを提供するシード・コーポレーション。鈴木氏は、同社の不動産業界の人手不足問題に対応した窓口サービスや、WEB、SMSでの対応、22言語での電話応対など多様なニーズに対応する事業が評価された。

【茅野雅弘】

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