8日、第一交通産業(株)(本社:福岡県北九州市、田中亮一郎代表)は2025年3月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は994億5,900万円(前期比1.2%減)、営業利益は30億4,500万円(同0.3%減)、経常利益は40億1,000万円(同0.0%増)、当期純利益は17億5,600万円(同91.0%増)で、減収も純利益は大幅増となった。
決算要因としては、タクシー事業において人材採用・教育やEV車両導入のコストが利益を圧迫した一方、バス事業では観光需要回復と運賃改定による増収効果が表れた。不動産分譲・再生事業では一部で販売減があったものの、利益面では寄与した。前期に特別損失を計上した反動減により純利益は増加した。
来期(26年3月期)の業績予想については、売上高は1,100億円(前期比10.6%増)、営業利益は37億5,000万円(同23.1%増)、経常利益は41億円(同2.2%増)、当期純利益は22億円(同25.3%増)で、増収増益を予想している。
【寺村朋輝】
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