自民党は9日、石破茂首相(党総裁)の退陣表明にともない実施される臨時総裁選について、党員投票を含めた「フルスペック型」で実施することを決定した。これにより、党所属国会議員の295票と地方組織を含めた党員票295票の計590票での争いとなる。
9日午前、自民党本部で開かれた総務会では、石破首相の後任を選ぶ総裁選の方法が議論され、党員投票も含めて行われることが決まった。
森山裕幹事長は総務会前の党役員連絡会で、「昨日の執行部による協議や石破総裁の意向も踏まえ、全国の党員・党友の声を直接反映する公選、いわゆる『フルスペック』の選挙を通じて新たな総裁を選出することが最も望ましいと考えている」と述べ、総裁選にあたって党員投票を求める声が多かったことを明らかにした。
臨時総裁選については、茂木敏充前幹事長が立候補する意向を表明しているほか、林芳正官房長官も立候補の意向を固めている。
【近藤将勝】
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