11日、(株)テクノスマイル(福岡県宮若市、馬見塚讓代表)は2026年3月期の連結中間決算を発表した。それによると、売上高は68億9,800万円(前年同期比30.0%増)、営業利益は4億6,400万円(同444.4%増)、経常利益は4億7,000万円(同401.3%増)、四半期純利益は3億2,100万円(同398.1%増)で、増収と大幅な増益となった。
決算要因としては、自動車産業の堅調な推移を背景に、主要取引先での人材派遣需要が高水準で推移したことが挙げられる。派遣単価と在籍スタッフ数の増加が売上の拡大につながった。また、グローバル人材派遣も好調で、事業全体の収益に寄与した。
セグメント別では、ファクトリー事業が売上高46億7,400万円(同40.0%増)、セグメント利益3億8,700万円(同241.9%増)と大幅に伸長。テクノロジー事業もAIイノベーションや自動車設計開発分野の単価上昇が寄与し、売上高14億2,900万円(同16.3%増)、利益580万円(前年より4,100万円改善)となった。グローバル人材事業は売上高10億6,700万円(同21.6%増)、利益5億3,700万円(同18.2%増)を計上し、すべての事業で増収増益を確保した。
通期(26年3月期)の業績予想については、売上高131億1,000万円(前期比16.1%増)、営業利益4億3,400万円(同33.5%増)、経常利益4億5,000万円(同39.6%増)、当期純利益2億9,700万円(同32.3%増)で、引き続き増収増益を見込んでいる。
【寺村朋輝】
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