トランスジェニックG、26年3月期中間決算は黒字転換 通期も黒字予想
2025年11月13日 16:30
12日、(株)トランスジェニックグループ(福岡市中央区、福永健司代表)は2026年3月期の連結中間決算を発表した。それによると、売上高は62億2,485万円(前年同期比1.4%減)、営業利益は7,140万円(前年同期は1億1,076万円の損失)、経常利益は8,324万円(同1億5,653万円の損失)、四半期純利益は2,954万円(同1億8,226万円の損失)で、減収ながら黒字転換した。
決算要因としては、創薬支援事業では、短期発がん性試験「rasH2マウス」を活用した試験や、中期皮膚発がん性試験に加えて「ラットを用いた中期大腸発がん性試験」の受託を開始し、高付加価値の新規サービス拡充に努めた結果、売上高は9億3,771万円(前年同期比16.3%増)と増収した。また、利益面では、納期管理の強化と事業運営の合理化によってコスト削減を進め、営業損失は7,522万円(前年同期は1億8,866万円の損失)に縮小した。
一方、投資・コンサルティング事業では、卸売販売や商社事業において取引拡大と価格交渉の結果、売上高は52億9,020万円(前年同期比4.0%減)と減収となったが、営業利益は2億4,510万円(同27.8%増)で増益となった。
通期(26年3月期)の業績予想については、売上高135億円(前期比3.8%増)、営業利益1億5,000万円、経常利益9,000万円、当期純利益4,000万円で、増収増益を見込んでいる。
【寺村朋輝】
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