日本においても反グローバリズムのうねりが強まっている。1つは外国人労働者や移民の増加に対するナショナリズムによる反対論であり、もう1つは、感染症や経済格差、気候変動など国境を越える健康課題に取り組むグローバルヘルスへの反発である。
世界的なコロナウイルスの流行に対し、WHO(世界保健機関)主導で、パンデミック条約新設と国際保健規則(IHR)の改訂を進める動きがあった。
これに対し、「WHOの動きは国家主権をないがしろにし、ワクチン接種の強制などにつながる」との声が上がり、「日本の国会で是非を議論すべきではないか」と原口一博衆議院議員(立憲民主党)を中心に2023年11月、国会内で「超党派WCH(World Council for Health・世界保健協議会)議連」が結成され、勉強会や会合を行ってきた。
同議連は昨年12月に「グローバリズムと闘い日本を守る超党派議員連盟」に名称を改め、議連事務総長も7月の参院選を経て参政党の神谷宗幣参議院議員から、同党の松田学参議院議員に交代した。
同議連は11月19日(水)午前8時より、衆議院第一議員会館第2会議室において総会を行う。
【近藤将勝】
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