福岡県の10月住宅着工は分譲マンション以外低調

 国土交通省が発表した2025年10月分の建築着工統計調査報告によると、福岡県の新設住宅着工戸数は全体で前年同月比15.9%減の2,973戸だった。

 福岡県の10月の着工数を利用関係別にみると、持家(注文住宅)が同33.9%減の595戸、貸家(賃貸住宅)が同13.6%減の1,459戸、分譲住宅が同2.1%減の918戸だった。分譲住宅のうち、マンションは同48.5%増の576戸、一戸建は同37.1%減の342戸だった。

 10月の全国における総着工戸数は同3.2%増の7万1,871戸で7カ月ぶりの増加。九州(沖縄を除く7県)の総着工戸数は同18.4%減の5,868戸だった。

【田中直輝】

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