蔵内勇夫福岡県議会議長、議員辞職意向のコメントを発表~福岡自民党関係者に衝撃

 高額な海外視察や正副議長就任をめぐる金銭授受疑惑などが問題となっている福岡県議会。福岡県政の実力者・蔵内勇夫議長が24日、議員辞職する意向を表明した。議会事務局を通じてコメントを発表した。辞職の理由は明らかにされていない。

 蔵内氏は、25日に東京で開催される女性議員研究交流大会に出席し、全国都道府県議会議長会会長としての職責を全うしたうえで、福岡県議会議員の職を辞するという。25日までに正式発表が行われるとみられる。

 蔵内氏は、20日に9月定例議会をめどに議長職を辞任することを表明していたが、議員辞職は否定していた。

 6月末に蔵内氏は当社(データ・マックス)代表と面会し、その際自身の進退についても言及していたが、そのことに関して、7月に高市早苗首相と首相官邸で面会後、一部報道より問われた際、「日本一悪い男と呼ばれており、ネットのことはコメントしない」としていた。

 蔵内氏の議員辞職意向を受けて、福岡県内の自民党関係者の間にも衝撃が広がっている。

 自民党ワンヘルス議員連盟に加盟する自民国会議員の関係者は「驚いた」と述べ、「ワンヘルスがたたかれているが、感染症の世界的流行などグローバル化したなかで人と動物、環境の調和を考える重要な施策であることは間違いなく、蔵内さん抜きに進まなかった。(辞職表明について)悲しく思う」と語った。

 蔵内氏の出身校・県立八女高校の1年後輩でもある牛島孝之八女市議会議員は、「批判される点もあったと思うが、マスコミに連日叩かれたら、ご家族も含め辛い思いをされたと思う」と慮りつつ、「八女を含め県南地域は、蔵内先生抜きに県道はじめインフラ整備、経済振興はあり得なかった」と蔵内氏の地元への貢献が大きいことを惜しんだ。

 福岡県議会問題や蔵内氏や関係者の動向を含め、当社では引き続き報じていく。

【近藤将勝】

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