福岡市長選・日本保守党公認で、タクシー関連「GO」エンジニアの森健太郎氏、立候補表明

 現職の高島宗一郎市長が次期福岡市長選(11月1日告示、15日投開票)への不出馬を表明し、新人の立候補表明が相次ぐなか、18日午後、ITエンジニアの森健太郎氏が市役所で記者会見し、日本保守党の公認候補として立候補することを表明した。

 森氏は「3つの政策を発表させていただく」と述べたうえで、(1)腐敗ゼロ、(2)交通課題ゼロ、(3)移民拡大ゼロの3点を掲げた。

 1点目の腐敗ゼロでは福岡県議会における一連の問題を指摘しつつ「福岡市のワンヘルス推進宣言を撤回する」と訴え、市長報酬の見直しも図るとした。

※福岡市役所で記者会見を行う森健太郎氏

 2点目の交通課題ゼロでは「自動運転タクシーの早期導入に挑戦する」と述べ「高齢者の住む地域では免許証の返納による交通課題があり、行政と民間とで協力して解決したい」と語った。

 3点目の移民拡大ゼロについて「福岡市は在留外国人が急増しており、国が進める大量移民政策や多文化共生に適切な歯止めをかけたい」としたうえで「排外主義ではなく、日本のルールを守り、日本の文化を尊重し、貢献してくださる外国人は歓迎したい」とも強調した。また外国人への生活保護は停止すると主張した。

佐々木彩乃 氏
左から北村晴男氏、百田尚樹氏、森健太郎氏、有本香氏

 会見には、同党代表で参議院議員の百田尚樹氏、国会対策委員長で弁護士としても知られる北村晴男参議院議員、代表代行でジャーナリストの有本香氏も同席した。

 百田代表は、福岡県議会がフランスを訪問した海外視察での高額な飲食費に関して腹が立っていると述べ「1カ月働いて手取りが20万円あるかないかという人も多いなか、県民の税金で1食20万円、これ何やと思いませんか?」と疑問を呈した。

 各社との質疑で、記者が「福岡県はリベラル左派系の勢力も強い土地柄だが、外国人政策の見直しに対して議会からの反対も出るのではないか」と質問したところ、森氏は「反発は当然あると思うが、イギリスなど欧州諸国が労働者不足を理由に移民を受け入れた結果を考えると、福岡市も10年後そうなっていいのか」と問題提起し「福岡市から変えていきたい」と訴えた。

 森氏は、4期16年の高島市政に関し、同和関連予算の削減や朝鮮学校への補助金見直しなどを評価しているとも述べた。

 森氏は福岡市出身。福岡大学を卒業後、ソフトウエア会社に勤務。現在、自身のIT企業を経営し、GO(株)のAIドラレコ「DRIVE CHART」の開発に携わっている。昨年の参院選福岡選挙区や2月の衆院選比例九州ブロックに日本保守党公認で立候補したが落選した。

 18日午前には、一般社団法人代表理事の佐々木彩乃氏も、会見を開いて無所属での立候補を表明しており、福岡市長選への立候補を表明したのは9人となった。

【近藤将勝】

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