昨年10月11日夜に発生した脱線事故で、原因調査および補修工事のために運行を休止していた長崎市の路面電車「3号系統 蛍茶屋行き」は、2月29日始発から日中8分間隔で運行を再開する。ただし、同じ3号系統の「赤迫行き」については、今年6月頃の工事完了後、安全確認をしたうえでの再開としており、それまでは2号系統での代替運行を行う。
このほか、3月7日から臨時便「公会堂前発 赤迫行き」を朝夕のラッシュ時に運行を実施。また、関連で4号系統(正覚寺下⇔蛍茶屋)は現在12分間隔のところ、29日から終日20分間隔での運行となるが、西浜町での乗継を増やし、利便性低下を防ぐ。
なお、脱線事故に関して、路面電車を運営する長崎電気軌道(株)は2月23日に推定原因に関する説明資料を公表。それによると、事故が発生した「公会堂前交差点分岐」で、レールの摩耗などから内側車輪がせり上がりやすい状態にあったという。
【山下 康太】
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