2019年7月2日 10:32
既存の自動車産業で、中国は日本や欧米と競争しても、勝ち目があまりないと判断し、これから立ち上がる市場である電気自動車(EV)の分野で、自動車先進国に優位になるため、中国政府は電気自動車産業の育成に力を入れてきた。その結果、中国は電気自動車の世界最大市場であった米国を抜いて、2015年以降世界最大のEV大国となった
2019年7月1日 14:35
6月30日に板門店で行われた第3回米朝首脳会談は、朝鮮半島非核化協議の主役がトランプ米大統領であることを見せつけた。トランプは大阪でのḠ20直前に行われた習近平・中国主席の初めての北朝鮮訪問の効果も帳消しにした。
2019年6月30日 07:00
諸葛找房データ研究センターがこのほど発表した報告によると、中国の一線都市のワンルームマンションで一人暮らしをすると、所得の約6割を占める家賃を支払わなければならないとしており、北京や上海、深センとなると、その割合が9割以上にまで上昇する。ルームシェアの場合でも、一線都市では所得の30%以上を占める家賃を支払っているのが現状だ。
2019年6月29日 07:00
「新貧民」はほとんどが高等教育を受け、ハイレベルのオフィスビルで働き、見た目は華やかで、ホワイトカラーという自分の状態に高い期待を抱き想像を膨らませている人々だ。稼ぎは多いが、それ以上に出費が多く、新しいライフスタイルやファッショナブルな消費財を追求するためなら「貧民」になっても構わないと考え、消費社会に最も適合し、購買力も高い構成員だ。
2019年6月28日 15:54
大阪で開催のG20サミットでは、米中貿易対立がどのような展開を見せるかに世界の注目が集まっている。初めて議長を務める日本の安倍首相は「互いの違いではなく、一致点を見出し、協調の可能性を探る場としたい」と意気込むが、互いに引くに引けない国内事情を抱えるトランプ大統領と習近平主席にとっては、簡単に妥協するわけにはいかないだろう。
2019年6月28日 10:57
人気の靴を買うために並ぶ、ファストファッションブランドと高級ブランドの有名デザイナーとのダブルネーム商品を争って手に入れるというのはよく耳にする。しかし今回のユニクロ買い占め劇の背後にいるカウズは、多くの人にとってあまりなじみのない名前だ。
2019年6月28日 07:00
中国商務部国際貿易経済協力研究院対外貿易研究所の梁明所長は、「中国が米国へ輸出する2千億ドル相当の商品のうち、その対米輸出額が当該商品の輸出額全体に占める割合が50%を超えるものは124品目にとどまる。
2019年6月27日 12:09
中米が貿易戦争に突入して以来、中国当局は最初の貿易統計を発表した。中国税関総署は10日、今年1~5月の対外貿易輸出入データを発表した。税関のまとめた統計によれば、同期の物品貿易の輸出入額は12兆1千億元(約194兆円)に上り、前年同期比4.1%増加した。
2019年6月27日 11:50
欧州最大規模のアグリビジネス業界団体「イタリア農業連盟」(伊名:Confederazione Agricoltori Italiani / 略称:CIA)が6月28日~7月3日の日程で日本を訪問し、熊本・福岡・東京の三都市に滞在する。日程などの詳細は下記の通り。
2019年6月27日 10:49
2020年1月に実施される台湾の次期総統選に、与党・民主進歩党(民進党)は6月13日に現職の蔡英文総統(62)を公認候補に決定した。予備選は中国に対する強硬姿勢を打ち出した頼清徳・前行政院長(首相・59)との一騎打ちだった。しかし、頼氏が実際に総統になれば、「中国大陸との経済関係に大きな影響が出る」との懸念が終盤に党内外に広がり今回の結果になったといわれる。
2019年6月25日 07:00
先端製品の需要が伸びている一方で、供給は限られているので、最近価格が急激に上がっている。そのほかに、レアアースの用途は広く、風力発電、EV、インバーターエアコン、エレベーター、ロボット、サーボモーターなどに活用されている。
2019年6月24日 10:56
一時期沈静化に向かっているように見えた米中貿易戦争だが、アメリカの追加関税措置の発表で、一挙に状況が緊迫してきた。アメリカは、なりふり構わず中国を潰しにかかろうとしている。貿易戦争からスタートした米中の衝突は、ますます激化しそうで、米中両国だけでなく、世界経済全般への悪影響が懸念されている。
2019年6月21日 12:05
中国の挑戦は広範囲に及ぶ。例えば、特許申請の分野。技術革新の分野での特許申請と獲得の状況を見れば、トランプ政権が目の敵にする「メイド・イン・チャイナ2025(中国製造2025)」の基盤となる中国の特許獲得戦略が一目瞭然である。
2019年6月18日 07:00
シェールガス革命が進行中であるが、そもそもシェールガスとは何だろうか。シェールガスとは、堆積岩の一種である頁岩(けつがん)から採掘されるガスのことを指す。頁岩中のごく微細な隙間に閉じ込められている天然ガス成分は、シェールガスと呼ばれ、この天然ガスのなかには暖房または発電用として使われるメタンガスとエタンガスが混じっている。
2019年6月17日 12:47
世界屈指の化学企業は、われ先にと米国南部のテキサスに化学原料の工場建設を進めている。日本の三菱ケミカル、シンテック、三井化学をはじめ、台湾のフォルモサ石油化学、フランスのトタル、サウジアラビアのSABIC(サウジアラビア基礎産業公社)などは、米国にエチレンの生産拠点をつくっている。
2019年6月14日 16:19
NetIB-Newsでは、「未来トレンド分析シリーズ」の連載でもお馴染みの国際政治経済学者の浜田和幸氏のメルマガ「浜田和幸の世界最新トレンドとビジネスチャンス」から、一部を抜粋して紹介する。今回は、2019年6月14日付の記事を紹介する。
2019年6月11日 07:00
日韓ビジネスコンサルタント劉明鎬氏それでは、CMOSイメージセンサーの市場規模を見てみよう。半導体市場調査企業のYole…
2019年6月10日 09:55
サムスン電子は2030年までに非メモリ分野でも世界1位を達成するため、133兆ウォンの投資と、1万5,000人の追加採用を発表した。メモリ分野ではすでに世界1位の座を強固なものにしているサムスン電子は、今後4次産業革命が進むにつれて、アプリケーションプロセッサー(AP)イメージセンサーなどの非メモリ分野の需要が急激に伸びていくことが予想されるので、そのビジネスチャンスを逃さないため、そのような戦略を打ち出した。
2019年6月7日 10:59
人類の救世主となるはずのこの「種子バンク」は存在の危機に瀕している。この種子貯蔵庫が建設されたのはスピッツベルゲン島のスバルバルという場所。北極点から1100kmほどの距離にある。極寒の地であり、周りには誰も住んでいない。まさに氷に閉ざされた世界といえよう。
2019年6月6日 12:07
5月下旬から10日間ほど訪韓した。今回も痛感したのが、韓国政権の歴史認識をめぐる意図的な操作である。その端的な例が、3月1日に行われた文在寅大統領の「独立運動100周年記念式典」での演説だ。その一方で、私がかつて批判記事を書いた案件について、改善がみられるケースもあった。ソウルの最新事情を報告する。