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東京都知事の舛添要一氏の人間性が疑われる報道が、出身地の北九州市から飛び出した。日刊ゲンダイは北九州市に住む舛添氏の姪に取材し、氏が母親(2000年死去)からカネを無心していたというトンデモない証言を得て、5月20日付の紙面で報じている。しかも氏がかつて「母を介護していた」と発言したことについても嘘と断言。守銭奴に嘘つきまで加わった評判に、氏はどのように応えるか。口にすべき言葉は一つしかあるまい。
日刊ゲンダイによると、舛添氏はテレビに出ていた頃、帰省するたびに母親の銀行口座へお金を振り込んでいたという。ところが90年代後半に氏が都知事選に初出馬する話が浮上すると、母に向かって自分があげたカネを返すように迫ったというのだ。選挙資金が必要とはいえ、都知事になろうとする人間が親にカネをせびるとは恐れ入る。また氏が「介護に精通している」と胸を張る根拠となった母親の介護についても、実際に看ていたのは姪の両親、つまり氏の長姉とその夫だったという。
読んでいるだけで頭が痛くなる記事だ。舛添氏は5月20日、定例記者会見を開く。その場での発言が注目される。
【特別取材班】
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